トラックスケール・産業用はかり・分析用はかりなどの計量器を販売・修理・点検検査・校正するメーカー『富山衡器株式会社』。重量計測の専門家として、トラックスケールをはじめ、各種はかり、試験機、自動機製品などを幅広く取り扱ってきました。
トラックスケールの導入を検討している方の中には、富山衡器株式会社の製品導入を検討している方もいるかもしれません。しかし、その中には富山衡器株式会社の製品についてしっかりと理解してから判断したい、と考える方もいるはずです。
そこで今回は、富山衡器株式会社の会社情報や取り扱いのある製品情報などを解説していきます。あわせて、トラックスケールの選び方なども紹介しているため、参考にしてみてください。
また、以下の記事ではメディア厳選のおすすめトラックスケールメーカーを紹介してますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
富山衡器株式会社はどんな会社？
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 富山衡器株式会社 |
| 住所 | 富山県富山市三郷33-1 |
| 創業年月 | – |
| 公式サイト | http://www.toyamakouki.co.jp/ |
富山衡器株式会社は、60年以上の歴史を持つ老舗の計量器メーカーです。豊富な経験と確かな技術力で、お客様のあらゆるニーズに合わせたトラックスケールを提案・設計・施工してきました。ピット式、ピットレス式、超薄型などさまざまなタイプのトラックスケールを取り扱っています。
オプションも充実していて、最適な一台を選べます。また、JCSS校正にも対応しているため、高い精度と信頼性を求められる現場にも安心して導入できるのが特徴です。
販売・アフターサービスが全国に広がっている老舗企業、富山衡器株式会社でなら、あなたの満足する製品がきっと見つかるでしょう。
富山衡器株式会社のトラックスケール
富山衡器株式会社では、いくつかの種類のトラックスケールを用意しています。ここからは、富山衡器株式会社のトラックスケール3種類を紹介します。
それぞれ特徴を踏まえたうえで、自分に合った製品を選んでください。
ピットタイプ
富山衡器株式会社が提供するピットタイプトラックスケールは、主桁と荷重検出部を地中のピット内に設置した構造により、積載面と地上が同レベルとなる画期的な計量システムです。この構造により、従来の地上設置型トラックスケールに比べて以下のメリットがあります。
- 省スペース設計で設置場所を選ばない
ピットタイプトラックスケールは、スロープなどの設置が不要なため、限られたスペースでも設置できます。工場や倉庫などの敷地内に設置スペースを確保するのが難しい場合でも、ピットタイプならスムーズな導入が可能です。
- 段差がなくスムーズな車両の乗り入れ・乗り降り
積載面と地上がフラットなため、車両の乗り入れ・乗り降り時に段差がなく、スムーズな荷物の積み下ろしが可能になります。大型トラックやトレーラーなどの車両でも、スムーズな計量が可能です。
- デザイン性にも優れた景観に調和する外観
地中に設置するため、地上設置型に比べて景観を損なわず、周囲の環境に調和しやすい外観な点もメリットといえます。工場や倉庫などの景観を重視する場所にもおすすめです。
- 優れた耐久性と耐水性
ピットタイプトラックスケールは、地中に設置することで、風雨や衝撃から保護され、優れた耐久性と耐水性を実現しています。長期間にわたって安定した計量性能を維持できます。
ピットレスタイプ
富山衡器株式会社のピットレスタイプトラックスケールは、左右両端に設けたガードが主桁の役割を果たす構造により、深いピットを必要としません。この構造により、従来のピットタイプのトラックスケールに比べて以下のメリットがあります。
- 経済的な設置工事
ピットレスタイプトラックスケールは、ピットを掘削する必要がないため、設置工事が簡素化され、コストを大幅に削減できます。新規設置だけでなく、既存のアスファルト舗装やコンクリート舗装の上への設置も可能で、コストを抑えつつ導入できるのが特徴です。
- 設置場所の自由度が向上
地盤条件に左右されず、さまざまな場所へ設置できます。工場や倉庫などの限られたスペースや、軟弱地盤であっても、設置可能です。
- スロープでスムーズな車両の乗り入れ
スケールの前後にスロープを設けているため、車両の乗り入れがスムーズに行えます。段差がないため、大型トラックやトレーラーなどの車両でも、安全かつスムーズな計量が可能です。
- メンテナンス性に優れている
地上設置型のため、メンテナンス作業が容易です。定期的な点検や清掃もスムーズに行えて、長期間にわたって安定した計量性能を維持できます。
超薄型フラットタイプ
超薄型フラットタイプのトラックスケールは、従来のトラックスケールに比べて圧倒的に薄型設計を実現しました。この構造により、以下のメリットがあります。
- 省スペース設計で設置場所を選ばない
乗り入れスペースが少なく済むため、狭い場所でも設置できます。工場や倉庫などの限られたスペースでも、スムーズな導入が可能です。従来のトラックスケールでは設置が難しかった場所にも設置できるため、設置場所の自由度が大幅に向上します。
- 一体型構造でスピーディーな設置・移設
本体が一体構造になっているため、据付工事が短時間で完了します。設置場所の変更や移設も容易で、運用状況の変化にも柔軟に対応可能です。
- 経済的な基礎工事
従来のトラックスケールに比べて、基礎工事が非常に安価です。基礎工事費は従来比約1/5と、大幅なコスト削減を実現できます。初期投資を抑えつつ、高精度な計量システムを導入したい現場に最適です。
- スムーズな車両の乗り入れ・乗り降り
積載面と地上がフラットなため、車両の乗り入れ・乗り降り時に段差がなく、スムーズな荷物の積み下ろしができます。大型トラックやトレーラーなどの車両でも、スムーズな計量が可能です。
- デザイン性にも優れた景観に調和する外観
薄型設計とフラットなデザインにより、周囲の景観に調和しやすい外観となっています。工場や倉庫などの景観を重視する場所にもおすすめです。
トラックスケールの選び方
ここからは、トラックスケールの選び方を紹介します。
製品の購入で悩まれている方は、参考にしてください。
測定できる最大値（ひょう量）で選ぶ
トラックスケールを選ぶ上で、最も重要なポイントの一つが最大測定値である『ひょう量』です。ひょう量は、トラックスケールが測定できる最大の重量を表し、想定される最大荷重よりも大きなものを選びましょう。
なぜなら、将来、より大型のトラックや重たい積荷を取り扱う可能性を考慮する必要があるからです。もし、現在の最大荷重に合わせたひょう量のトラックスケールを選んでしまうと、将来的に荷重オーバーとなり、計量不可や故障の原因となる可能性があります。
- 小型トラック：10～20t
- 中型トラック：20～30t
- 大型トラック：30～50t
- トレーラー：50t以上
上記は一般的な目安となります。秤量を正しく選択すると、安全かつ正確な計量が実現できます。
積載寸法で選ぶ
トラックスケールは、トラックを直接計量台に乗せて計測するシステムです。そのため、計量台はトラックの大きさに合わせたサイズを選ぶ必要があります。
- 幅：トラックの車輪間の長さ＋約500mm
- 長さ：トラックのホイールベース＋1000mm
上記はあくまで目安であり、実際の設置場所や状況に合わせて調整しましょう。
土地の状態で選ぶ
トラックスケールの設置場所の寸法を確認したら、その場所の土地の面積・形状・基盤・周辺環境の確認も大切です。設置スペースが狭い場合は、小型のトラックスケールを選ぶ必要があります。また、地盤が弱い場合は、基礎工事を施さなくてはいけません。周辺環境によっては、スロープやガードレールなどの設置が必要になる場合もあります。
次に設置方法を検討しましょう。トラックスケールには、地上式と埋込式の2つの設置方法があります。
- 地上式：地表面に設置するタイプ。スロープが必要。設置スペースが広く必要
- 埋込式：地面を掘り下げて設置するタイプ。スロープが不要。省スペース
地上式は設置が比較的簡単ですが、設置スペースが広く必要です。埋込式は設置スペースが少なく済む一方、設置工事が複雑になります。
また、トラックスケール設置場所の、土地の状態も考慮する必要があります。土地の状態によっては、設置できるトラックスケールの種類が制限される場合があります。
- 傾斜地：傾斜地の場合は、地盤を平らにする必要
- 軟弱地盤：軟弱地盤の場合は、基礎工事を施す必要
- 水はけ：水はけが悪い場合は、排水対策が必要
上記の特徴を押さえて、トラックスケールを選ぶようにしましょう。
トラックスケールなら株式会社宝計機製作所もおすすめ
ここまで富山衡器株式会社のトラックスケールや、トラックスケールの選び方を見てきました。ひょう量や積載台の寸法、種類によってトラックスケールは選ぶ必要があります。
その点、富山衡器株式会社のトラックスケールは種類が豊富で、ぴったりのものが見つかるでしょう。また、他のトラックスケールも検討したい方には、株式会社宝計機製作所もおすすめです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社宝計機製作所 |
| 住所 | 山口県柳井市柳井3889番地 |
| 創業年月 | 昭和25年1月 |
| 公式サイト | https://www.takara-scale.co.jp/ |
1950年創業以来、60年以上の歴史を持つ株式会社宝計機製作所は、電子制御システム機器やデータ処理装置の製造・販売も行う、計量器業界の老舗企業です。長年にわたり培ってきた技術とノウハウを活かし、高品質な製品づくりにこだわり続けています。
現場で即戦力となるトラックスケールも数多く取り揃えています。高品質で頼れるトラックスケールをお探しの方は、ぜひ宝計機製作所も候補の一つとして検討してみてください。
商品事例
- 無線式ロードメーター・NRWDシリーズ
車両重量10tを超える大型車両向けの無線式トラックスケール『NRWDシリーズ』は、従来のトラックスケールとは異なる、画期的な製品です。電源不要で、ケーブル引き回しの手間が不要なため、現場に電源がなくても使用できます。
設置場所の自由度が格段に向上し、場所を選ばない設置を実現しました。ピットや基礎工事、機器間の配線敷設も不要なため、トータルコストを大幅に削減できます。大まかな重量値でもよい場合、スピーディーに測定できるのも特徴です。
過積載管理や簡易的な重量計測に最適で、幅広い用途でご利用いただけます。
- 薄型(ローピットタイプ)トラックスケール・UBMシリーズ
省スペース設計で、設置場所の自由度が格段に向上した薄型トラックスケール『UBM』です。ローピットタイプでピットが深くないため、場所を選ばない設置ができます。低床設計により、車両の乗り降りもスムーズで安全に行えるのが特徴です。
寸法カスタマイズや塗装にも対応しているので、あなたのニーズに合ったトラックスケールを依頼できます。
以下の記事では株式会社宝計機製作所の会社の特徴や製品事例をさらに詳しく解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は、富山衡器株式会社について解説しました。富山衡器株式会社は、トラックスケール・産業用はかり・分析用はかりなどを販売・製造しているメーカーです。JCSS校正にも対応していて、高い精度と信頼性を求められる現場にも安心して導入できる富山衡器株式会社でなら、あなたの満足する製品がきっと見つかるでしょう。
トラックスケールにはいくつかの種類があるため、設置する場所やひょう量、寸法などに合わせて製品を選ぶのがおすすめです。
また、トラックスケールを検討するなら、株式会社宝計機製作所もおすすめです。宝計機製作所は、長年にわたり培ってきた技術とノウハウを活かし、高品質な製品づくりにこだわり続けている会社です。
高品質で頼れるトラックスケールをお探しの方は、ぜひ宝計機製作所も候補にいれて検討してみてください。
