引用元:株式会社守隨本店
トラックスケールは、車両の重量管理や過積載防止、入出庫管理などに欠かせない計量設備です。中でも近年は、設置工事が不要で持ち運びが可能な「ポータブルトラックスケール」に注目が集まっています。
本記事では、トラックスケールの基本的な役割を整理したうえで、ポータブルトラックスケールの特徴や価格相場、選び方のポイントを分かりやすく解説します。
ポータブルトラックスケールとは

ポータブルトラックスケールとは、トラックを載せて重量を計測できる計量機のうち、設置や移設が比較的容易なタイプの車両用はかりを指します。基礎工事を伴う据え置き型スケールとは異なり、使用場所や運用条件に応じて柔軟に導入できる点が特徴です。
建設現場や資材置き場、リサイクル施設など、計量場所が固定されない現場でも活用されており、導入コストや工期を抑えながら車両計量を行いたい場合に選ばれています。用途や精度要件に応じて構成や仕様が異なるため、運用目的を明確にしたうえでの選定が重要となります。
ポータブルトラックスケールとは?据置型との違い

ポータブルトラックスケールとは、持ち運びが可能なコンパクトタイプのトラック用計量機器です。「ロードメーター」とも呼ばれ、パッド(計量部)の上にトラックのタイヤを載せることで、車両重量を測定します。
最大の特長は、地面に設置するだけですぐに使用できる手軽さにあります。基礎工事や大掛かりな設置作業を必要とせず、必要な場所へ移動して使える点が評価されています。
パッド1枚あたりの重量はおおよそ18~25kg程度の製品が多く、大人1人でも持ち運びが可能なため、仮設現場や複数拠点での計量にも対応しやすい仕様です。
一方、据置型トラックスケールは、特定の場所に恒久的に設置して使用する計量設備で、主に地上式(ピットレス式)と埋込式(ピット式)の2種類に分けられます。
地上式(ピットレス式)トラックスケール

地上式は、計量台やロードセルなどの構造を地表面に設置するタイプです。
計量台の前後にはトラックが乗り入れるための進入スロープが必要になりますが、地盤を大きく掘削する必要がないため、基礎工事費用を抑えやすい点が特長です。
また、構造が地上に露出しているため通気性が良く、機器の状態を確認しやすいことから、メンテナンス性に優れている点もメリットといえます。ピットを設けにくい地盤条件の現場でも導入しやすい方式です。
埋込式(ピット式)トラックスケール

埋込式は、地中に設けたピット内にロードセルなどを設置し、計量台面を地面と同じ高さに揃える方式です。
進入スロープが不要なため、敷地が限られた現場や、段差のないスムーズな走行を重視する現場に適しています。
一方で、ピットを掘削する必要があるため、施工工程が増え、基礎工事費用が高くなりやすい点には注意が必要です。
また、設置場所によっては雨水や土砂が溜まりやすくなるため、排水構造や定期的な清掃・点検を含めた管理体制が求められます。
ポータブルトラックスケールの種類
ポータブルトラックスケールは、用途や計量方法の違いによって、大きく「軸重計タイプ」と「トラックスケールタイプ」の2種類に分けられます。どちらを選択するかによって、計量手順や使い勝手、得られるデータの内容が大きく変わるため、導入前の検討が重要です。
軸重計タイプ

軸重計タイプは、計量パッド2枚を使用し、車軸ごとの重量を個別に計量する方式です。トラックを前進させながら、各車軸を順番にパッドに載せて計量し、すべての軸重を合算することで車両総重量を把握します。
比較的少ないパッド数で運用できるため、設置や持ち運びがしやすく、狭いスペースでも使用しやすい点が特長です。一方で、計量回数が多くなるため、操作手順の理解や作業者の習熟が求められます。
トラックスケールタイプ

トラックスケールタイプは、計量パッドを4枚、6枚、8枚と複数使用し、車両全体を一度に載せて総重量を計量する方式です。各車軸が同時にパッドに載るため、停止状態で計量でき、作業がシンプルで計量時間も短縮しやすい点がメリットです。
据置型トラックスケールに近い感覚で使用でき、現場での運用負担を抑えたい場合や、計量の再現性を重視する場合に適しています。ただし、使用するパッド数が多くなる分、初期費用や設置スペースの確保が必要になります。
ポータブルトラックスケールの計量方法
ポータブルトラックスケールには、使用環境や計量目的に応じて選択できる2種類の計量方法があります。どちらの方式を採用するかによって、作業効率や取得できるデータの内容が異なるため、現場の運用に合わせた選択が重要です。
静止計量
静止計量は、車両を停止させた状態で、車軸ごとに重量を計量する方法です。トラックをパッドの上で一旦停止させ、各軸の重量を順番に測定していきます。
軸ごとの重量を正確に把握できるため、積載バランスの確認や過積載対策に役立つ点が特長です。計量精度を重視したい場合や、車両状態を細かく確認したい現場に適しています。一方で、軸ごとに停止する必要があるため、計量には一定の時間を要します。
通過計量
通過計量は、車両を徐行させながら計量パッドの上を通過することで重量を測定する方法です。パッドの上を一度通過するだけで計量が完了するため、作業時間を大幅に短縮できます。
計量スピードを重視する現場や、車両の出入りが多い場所に適しており、効率的な運用が可能です。ただし、静止計量と比べると、軸ごとの詳細なデータ確認には向かない場合があります。
ポータブルトラックスケールの構成と使い方
ポータブルトラックスケールは、固定式の設備と異なり、設置や撤去が容易である一方、正しい構成理解と使用手順を守ることが、計量精度を確保するうえで重要となります。ここでは、基本的な構成要素と使用手順について整理します。
構成

ポータブルトラックスケールは、主に以下の3つの部品で構成されています。
- 計量台(パッド)
車両のタイヤを直接載せる部分で、内部にロードセルが組み込まれています。
耐久性と精度を兼ね備えた構造となっており、車両重量を正確に受け止める役割を担います。 - ロードセル
計量台の内部または下部に設置された重量センサーです。
車両の荷重によって生じるわずかな変形を検知し、それを電気信号へ変換することで重量を測定します。高精度かつ安定した計量を支える中核部品です。 - 指示計(表示器)
ロードセルから送られた電気信号を受け取り、重量を数値として表示する装置です。
軸ごとの重量や合計重量を確認でき、視認性や操作性にも配慮した設計となっています。
このように、ポータブルトラックスケールは、ロードセルの応力変形を電気信号に変換する仕組みを利用して車両重量を計測しています。
使い方

ポータブルトラックスケールを安全かつ正確に使用するためには、以下の手順を守ることが重要です。特に設置環境は計量精度に大きく影響します。
- 設置場所の選定
計量パッドを設置する場所は、できるだけ水平で平坦な地面を選定します。
傾斜や段差があると、測定値に誤差が生じやすくなります。 - パッドとスロープの設置
車両の車幅や軸位置に合わせて計量パッドを配置します。
必要に応じてスロープを併用することで、スムーズな進入が可能となり、パッド上でのガタつきを防止できます。 - 車両の誘導
計量時は、車両をゆっくりと直進させ、タイヤがパッドの中央に正確に乗るよう誘導します。
なお、走行しながら計測する「通過計量モード」を使用することも可能ですが、この場合は作業効率が高まる反面、静止計量に比べて精度が若干低下する点に注意が必要です。 - 重量の確認
各車軸がそれぞれのパッド上に載った状態で計量を行います。
表示される数値は軸ごとの重量であり、それらを合算することで車両の総重量を把握できます。 - データの記録と点検
計測結果は、パッド単位または軸単位で表示されることが多いため、記録時には表示内容を確認します。
測定後は、パッドのズレや異常値が出ていないかを点検することも重要です。
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ポータブルトラックスケールのメリット

ポータブルトラックスケールは、据置型(埋込式・地上式)と比較して、設置や運用の自由度が高い点が大きな特長です。ここでは、現場導入のしやすさやコスト面を中心に、主なメリットを整理します。
設置工事が不要

ポータブルトラックスケールは、基工事やピット工事を必要としない点が大きな特長です。
埋込式トラックスケールの場合、地面を掘削してピットを設ける必要があり、地中から水が出る現場や、配管・配線が埋設されている場所では施工自体が困難になるケースがあります。
また、借地で原状回復が求められる場合や、敷地が狭く重機の搬入ができない現場、地盤が軟弱で基礎工事に適さない場所では、設置条件の制約が大きくなります。
ポータブルトラックスケールであれば、平坦な地面に計量パッドを設置するだけで使用できるため、掘削ができない現場でも導入が可能です。
そのため、水位が高い場所やインフラ設備が密集した敷地、将来的に撤去が前提となる仮設現場などにおいても、柔軟に対応できる計量設備として活用されています。設置環境を選ばず導入できる点は、ポータブルトラックスケールならではの強みです。
移動・持ち運びが可能

ポータブルトラックスケールは、持ち運びが可能な点も大きな特長です。
製品によっては、1パッドあたり約15~25kg程度と軽量な設計となっており、条件によっては大人1人でも移動させることができます。女性でも扱いやすいモデルも多く、特別な重機を必要としません。
そのため、収穫時期のみの短期間利用や、複数の現場を巡回して計量を行うケースなどにも適しています。固定設備では対応しにくい用途に柔軟に対応できる点が、ポータブルタイプならではの強みです。
初期コストを軽減
コスト面でも、ポータブルトラックスケールは導入しやすい特徴があります。一般的な据置型トラックスケールの本体価格は平均で約180万円前後とされており、埋込式の場合はこれに加えて基礎工事費用が発生します。
一方、ポータブルトラックスケールは、1台あたりおおよそ100万円前後が価格帯の目安となり、さらに工事費が不要です。そのため、初期投資を大幅に抑えやすく、設備投資のハードルが低い点が評価されています。
デモがしやすい
ポータブルトラックスケールは、設置や撤去が簡単なため、導入前のデモンストレーションが行いやすい点もメリットです。
実際の使用環境で計量精度や操作性を確認できるため、導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。
また、社内での検証や取引先への説明、現場ごとの運用テストにも活用しやすく、短期間の試験導入にも適しています。こうした柔軟な運用が可能な点は、固定式スケールにはない利点といえるでしょう。
ひょう量・計量方法別|ポータブルトラックスケールの価格相場

ポータブルトラックスケールの価格は、対応できるひょう量(最大計量重量)や計量方法(静止計量・通過計量)、さらに使用する計量パッドの枚数によって大きく変わります。
導入を検討する際は、単純な本体価格だけでなく、用途や運用方法に合った仕様かどうかを踏まえて判断することが重要です。
ひょう量別価格目安
ひょう量別|パッド1枚あたりの価格目安
| 対応ひょう量 | 価格目安(1パッド) |
| 5t~10t対応 | 約100万円~ |
| 15t~20t対応 | 約160万円~ |
| 15t~25t対応 | 約190万円~ |
※あくまで目安価格であり、メーカー・仕様・精度クラスにより変動します。
計量方法別価格目安
ひょう量:10,000kg(10t)
| 計量方法 | 構成 | 価格目安 |
| 静止計量 | パッド2枚 | 約220万円~ |
| 通過計量 | パッド2枚 | 約270万円台~ |
ひょう量:15,000kg(15t)
| 計量方法 | 構成 | 価格目安 |
| 静止計量 | パッド2枚 | 約225万円台~ |
| 通過計量 | パッド2枚 | 約280万円台~ |
※実際の価格は、精度要件・オプション(無線化・データ出力など)によって変動します。
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トラックスケールを選ぶ際のポイント

トラックスケールを選定する際は、計量精度や耐荷重といった基本性能だけでなく、設置環境や運用方法に適しているかどうかを総合的に検討することが重要です。使用頻度や計量対象、設置スペースの制約によって、適したタイプや仕様は大きく異なります。
また、検定対応の有無やメンテナンス性、将来的な運用変更への対応力も、長期的な視点では欠かせない判断材料となります。こちらでは、導入後のトラブルを防ぎ、安定した計量運用につなげるために押さえておきたい主な選定ポイントを整理します。
使用環境(屋外・不整地・雨天対応)

ポータブルトラックスケールは、屋外や仮設現場で使用されるケースが多いため、使用環境への適応力が重要です。特に、雨天時の使用や粉塵が舞う現場では、防水性・防塵性を備えた耐候性の高い製品を選ぶことで、故障リスクを抑えやすくなります。
目安となるのが保護等級(IP等級)です。IP66以上であれば、粉塵の侵入を防ぎ、強い噴流水にも耐えられる仕様とされており、水洗いによる清掃も可能です。農業現場や建設現場のように、泥や粉塵が付着しやすい環境では、日常的に洗浄できる構造であることが、長期的な安定運用につながります。
また、不整地での使用を想定する場合は、計量パッドの剛性や接地安定性にも注意が必要です。多少の地面の凹凸があっても精度を保てる設計かどうかを確認しておくと安心です。
ワイヤレス無線通信
ポータブルトラックスケールを選定する際は、ワイヤレス無線通信に対応しているかどうかも重要なポイントです。無線対応モデルであれば、計量パッドと重量指示計をケーブルで接続する必要がなく、設置や撤去の手間を大幅に軽減できます。
ケーブル配線が不要になることで、断線や接触不良といったトラブルを防ぎやすくなる点もメリットです。特に屋外現場では、車両の通行や作業動線によってケーブルが引っ掛かるリスクがあるため、無線通信は安全面でも有効といえます。
また、作業終了後の片付け時間を短縮できるため、計量作業を頻繁に行う現場や、複数拠点を移動しながら使用するケースでは、作業効率の向上にもつながります。
充電容量
ポータブルトラックスケールはバッテリー駆動が基本となるため、充電容量や連続使用時間も確認しておきたい要素です。充電頻度が高いと、その都度作業を中断する必要があり、現場負担が増えてしまいます。
十分なバッテリー容量を備えた製品であれば、1日の作業を充電なしでカバーできる場合もあり、計量業務に集中しやすくなります。特に、収穫期や繁忙期など、連続して使用する場面では、充電頻度の低さが作業効率に直結します。
また、充電方法や充電時間も併せて確認しておくと安心です。予備バッテリーの有無や、短時間充電に対応しているかどうかも、運用面での使いやすさを左右します。
操作性・表示の見やすさ

計量作業をスムーズに行うためには、重量指示計の操作性や表示の見やすさも欠かせません。
なかでも重量指示計は、車両重量を表示するだけでなく、日々の計量データの確認や、日報・月報といった帳票作成にも関わる、トラックスケールの中核を担う機器です。そのため、重量指示計の操作性や視認性は、ポータブルトラックスケール全体の使い勝手を大きく左右するといえます。
操作方法には、直感的に扱えるタッチパネル式と、確実な操作が可能なボタン入力式があり、現場環境や作業者に応じて適したタイプを選ぶことが重要です。作業者が頻繁に入れ替わる現場や、IT機器に不慣れな方が使用する場合は、シンプルな画面構成や分かりやすい操作体系の製品が適しています。
また、屋外使用を前提とする場合は、直射日光下でも数値を確認しやすい高輝度表示やバックライトの有無も確認しておきたいポイントです。表示文字の大きさやコントラストが十分であれば、計量時の確認作業がスムーズになり、読み間違いや作業ミスの防止にもつながります。
このように、重量指示計は機能面だけでなく、「誰が・どのような環境で使うか」を想定して選定することが、ポータブルトラックスケールを快適に運用するための重要な要素となります。
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トラックスケールのおすすめメーカー3選
トラックスケールは大型車両を対象とした計量設備であるため、製品の信頼性や耐久性、導入後のサポート体制がメーカー選びの重要な判断基準となります。メーカーごとに得意とする設置方式や対応可能な計量範囲、検定対応の実績などに違いがあり、使用環境や運用目的によって最適な選択肢は異なります。
こちらでは、国内での導入実績や技術力、サポート体制などを踏まえ、トラックスケールの導入先として検討しやすい代表的なメーカーを3社紹介します。
株式会社宝計機製作所

株式会社宝計機製作所は、一般計量機および特殊計量機の製造・販売をはじめ、電子制御システム機器やデータ処理装置の開発・提供を行う計量機メーカーです。
はかりの保守・修理事業からスタートし、現在では産業機械やFA向けコンピュータ、システム制御製品まで事業領域を拡大しています。国内の工場や事業所へは、年間1,500台以上のはかりを出荷しており、産業分野での豊富な導入実績を有しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社宝計機製作所 |
| 住所 | 〒742-0021 山口県柳井市柳井3889 |
| 電話番号 | 0820-22-0389 |
| 公式サイト | https://www.takara-scale.co.jp/ |
ポータブル型トラックスケール NSRMは、車両が通過するだけで総重量を測定できる計量機器です。従来のシリーズを進化させ、静止計量に加えてノンストップでの通過計量にも対応しています。
計量部は薄型・コンパクト設計で持ち運びが可能なうえ、バッテリー充電式のため外部電源を必要としません。基礎工事も不要なため、設置場所を選ばず、現場ですぐに使用できます。
産業廃棄物の重量管理や過積載防止など、さまざまな用途に対応でき、2台から最大6台までの計量台をプリンタ内蔵型指示計へ接続可能です。仮設現場や移動を伴う計量業務に適したトラックスケールといえます。
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宝計機製作所はどんなメーカー?製品情報や取り扱うトラックスケールを解説
さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。
株式会社宝計機製作所の公式ホームページはこちら
株式会社ダイトク

株式会社ダイトクは、前身である株式会社湊衡機製作所から数えて70年以上の歴史を持つ、特定計量器の総合メーカーです。同社はトラックスケールだけでなく、産業用はかりや空港用はかりなど幅広い計量機器事業を展開しています。
製造からメンテナンスまでを一貫して管理しているため、導入後も長期的なサポートを受けやすい体制が構築されています。特に大阪府を中心とした地域では高いシェアを誇り、実績と知名度の面でも強みを持つメーカーです。
| 項目 | 詳細 |
| 会社名 | 株式会社ダイトク |
| 住所 | 〒551-0011 大阪府大阪市大正区小林東1-2-40 |
| 電話番号 | 06-6555-3456 |
| 公式サイト | https://www.daitoku-scale.co.jp/ |
ダイトクが取り扱うトラックスケールでは埋込型・地上型・セパレート型が用意されており、計量業務のスピードや基礎工事にかかる費用・工期などを考慮しながら選定できます。
さらに、工期が限られる現場ではセパレート型をレンタル導入したり、持ち運びが可能なパッド式トラックスケールを採用したりすることも可能です。用途や期間、現場条件に応じた柔軟な提案ができる点は、大きな特長といえます。
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ダイトクはどんなメーカー?製品情報や取り扱っているトラックスケールを解説
鎌長製衡株式会社

鎌長製衡株式会社は、明治13年創業の長い歴史を持つ産業用はかり・環境関連機器メーカーです。産業用はかりを主力に、計量システム、省力化機器、計測制御機器、リサイクル処理プラントまで幅広く手がける専門メーカーとして、国内だけでなく東南アジアをはじめとする海外市場にも製品と技術を展開しています。
| 項目 | 詳細 |
| 会社名 | 鎌長製衡株式会社 |
| 所在地 | 〒761-0196 香川県高松市牟礼町牟礼2246 |
| 電話番号 | 087-845-1111 |
| 公式サイト | https://www.kamacho.co.jp/ |
同社が提供する「satrs(サトルス)」は、トラックスケールに車両を載せるだけで、積み荷を開梱することなく重心位置を三次元(前後・左右・高さ)で把握できる計測システムです。荷崩れや横転のリスクが高い車両を事前に把握できるため、輸送時の安全管理に役立ちます。
計測は高速で、通常の計量業務に大きな影響を与えずに運用できます。重心位置は画面上に分かりやすく表示され、計量伝票として第三者へ提示することも可能です。既存のトラックスケールに追加導入でき、車両側に特別な装置が不要な点も特長で、多くのコンテナ車に対応しています。
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鎌長はどんなメーカー?製品情報や取り扱うトラックスケールを解説
まとめ

今回はポータブルトラックスケールの特徴・価格・選び方について解説しました。
トラックスケールは、車両重量を正確に把握することで、取引の公平性や法令遵守、業務効率の向上を支える重要な計量設備です。なかでもポータブルトラックスケールは、設置のしやすさや移設の柔軟性といった特長を持ち、工期の短い現場や仮設運用、複数拠点での計量ニーズに適した選択肢といえます。
一方で、計量精度や耐久性、検定対応の有無、価格帯などは機種ごとに差があるため、使用目的や設置環境を明確にしたうえで比較検討することが重要です。常設型とポータブル型の違いを理解し、運用方法や将来的な利用計画まで見据えて選定することで、導入後のトラブルや無駄なコストを防ぐことにつながります。
トラックスケールの導入を成功させるためには、基礎知識を押さえたうえで、メーカーや販売店と相談しながら最適な仕様を検討することが欠かせません。自社の計量業務に合ったトラックスケールを選ぶことが、安定した運用と業務効率の向上につながります。
ポータブルトラックスケールの導入を検討している方の参考になれば幸いです。
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